ラックダイ染め
今回はラックダイ染めを体験してきました。
今回は今治の工房さん作のスペシャルな
モフモフ大判ストール(リネン)にしました。
こだわって作られたものだそうで、
色付いてなくても触っただけ、見ただけで
それがとてもよくわかりました。ステキ。
(このストールができた経過やいきさつなども詳しくお話してくださり、嬉しかったです)
ほら。
織り方がとってもステキでしょ。
職人さんのこだわりが
滲み出ててイケてるんです(笑)
前回のワークで会長さんが、
ラックダイについて
本で少し教えてくださいました。
天然染めでは稀な動物を使った色素。
ラックカイガラムシさん。
数千年の遥か昔から
インドや南アジアで使われていたとか。
最初は薬として使われていたそうで、
原料自体にパワーがあるので
それで染めたものにも、秘められたパワーがありそう・・・
日本には遅くとも
奈良時代には伝わっていたらしい。
媒染剤で色味が違ってくるのがおもしろいですね。
ラック。
はじめて見た。👀
琥珀色の宝石みたいーー✨
なんらかの治療効果も
期待できる色なんじゃないかな。
実際インド辺りでは
古代のメディスンマンは
治療に使ってたってことだし。
さて。
染めに必須のお鍋三兄弟!
なんかかわいく見えて(笑)。
投入〜〜
おぉ👀
黒に見えたけど、赤やった(笑)
で、こんな感じになりましたー。
濃いめのこっくりとしたピンクがいいと思ってたので、
理想的な仕上がり✨!
洗ったり、干したりしてるうちに
少し色が変化します。
左がわたしの作品。
右がスタッフAさんのもの。
写真だと薄く見えるけど、
実際はもうちょっと濃い色です。
比べてみると、わたしのは黄味がかってて、
Aさんのは若干青みすら感じる・・・
同じ素材、同じ色素で染めても
人によって全然違うものになるらしい。
天然染めは奥が深いですね。
自然と対話しながらとか
その時の染め手の心の状態とかが
色や趣の違いとなって
現れるんだなと思った。
海を見て今回もFinish!
あぁ楽しかった(๑˃̵ᴗ˂̵)!
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